宿場町

日光例幣使道 画像

日光例弊使道

日光東照宮の例祭に、毎年京都の朝廷から派遣された使い(奉幣使)の通行路として整備されたのが日光例幣使道でした。中山道を倉賀野(高崎市)から分かれ、木崎宿や太田宿を通って足利へ抜けていました。奉幣使は毎年4月1日に京都を出発し4月15日に日光に到着しました。

銅山街道 画像

銅山街道(足尾銅山街道)

足尾で産出する銅を江戸に運ぶための道が銅山街道です。足尾から渡良瀬川に沿って南下し、沢入・花輪・大間々(のちに桐原)・大原・尾島の5宿を経て、前島河岸(元は平塚河岸)を下り、江戸の浅草まで送られました。

各宿には銅を貯蔵した御用銅蔵が設置され、大原宿(大原町)においても、その宿の中央に設置されました。そこは古くから笠懸野を東西に横断していた「あづま道」との交差点にもあたります。現在、その銅蔵のあった地点には銀行が置かれています。また、亀岡町には銅蔵が現在も残っています。